土地を活用する上で最も重要なポイントは、立地条件です。
一般的にニーズが高い土地は、利用価値が高いということで土地の資産価値も高くなります。借りたい人や、土地を利用したい人が多いわけですから、生み出される収益も大きいものが期待できます。
まずは、あなたが所有する土地の洗い出しを行います。立地条件としては、「地積(土地の面積)」、「道路付け」、「土地が平坦地か傾斜地か」、そして「用途地域は何に属しているか」を確認します。
地積は狭いよりも広い方が利用価値がありますが、それは道路付けとも密接に関わってきます。どんなに広い土地であっても間口が狭い土地で、車両の進入も困難な土地では利用価値はありません。
建物を建てる上で遵守しなければならない建築基準法では、幅員4m以上の道路に2m以上敷地が接しなければならないと定めています。これを接道義務と言いますが、土地と道路付けは切っても切れない関係にあります。
また土地が平坦地か傾斜地かによっても利用価値は変わってきます。傾斜地の場合は、土地の斜度によっては利用できない部分が出てきますので、一般的には平坦地の方が利用価値は高いといえます。
一般的な不動産の物件検索では、最寄り駅から10分以内と10分以上で差が出てきます(不動産業界では、1分80mで計算しています)。徒歩圏で物件を探されている方の多くは10分以内で探しています。(電車ではなく自動車が移動手段の主流となっている地域では、この差はあまり出ません)
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